歯のステイン汚れの5つの落とし方と2つの原因と対策

歯の着色汚れ、気になりませんか?
黄ばみ、茶しぶ、タバコのヤニ…これらの歯の汚れをステインと言います。
舌触りもザラザラして良くないですが、何よりその白くなくなってしまった歯!気になりますよね。

あなたは人と話をしている時、どこを見ながら話をしますか?
目を見て話をするように心がける方がほとんどと思いますが、口元も同じくらい見られていることをご存知でしょうか。
人が話をしている時に見る顔のパーツの第1位は目元ですが、ついで第2位が口元です。
実に40%の方が口元が気になるという調査結果があります。
その口元にある歯に、ステインがたっぷり付いていたら、、マイナスポイントになることは間違いありません。
歯の汚れは、口元の自信をなくしてしまう大きな原因にもなりえます。

裏を返せば、ステインを落として美しい白い歯を手に入れることができれば、
人からの第一印象をさらに良くすることができると言うことです!
ご自身の顔のチャームポイントにすることも可能です。

美しい白い歯を手に入れるために、ステインを落とす方法をご紹介しましょう。

そもそもステインとは?

まずは、ステインの正体をご説明していきます。
ステインは、日頃私たちが口にしている食べ物や飲み物に含まれているものが
原因になって歯の表面にこびりついてしまいます。

ステインは主に、5種類の成分から構成されているのをご存知でしたか?

タンニン

ポリフェノールの一種で、食べ物の渋み成分です。
お茶やコーヒーの他に、バナナや柿といった果物にも含まれています。
昔、結婚した女性が施していた「お歯黒」も、このタンニンが成分に含まれます。
余談ですが、タンニンには強い抗酸化作用があり虫歯予防にはなります。「お歯黒
をした女性は歯医者はいらない」と言われていたそうです。

アントシアニン

濃い赤紫色の成分ブルーベリーやぶどうなどに含まれています。
目には良いとされている物質ですが、歯に付着するとステインの原因となってしまいます。

イソフラボン

イソフラボンもポリフェノールの一種で、豆乳や納豆といった大豆に含まれます。
一般的には、更年期障害の改善の他に、美容と健康にも効果的と言われているイソフラボンですが、
残念ながら歯にはステインとして残っていまいます。

イオウ成分

独特の刺激的な臭いや辛味の成分です。玉ねぎやネギ、ニンニクなどに含まれます。
お料理のスパイスとしてはうってつけですが、こちらもステインの原因となります。

ビタミンB群

ビタミンBは、濃い黄色の色素を持っています。栄養ドリンクの黄色はビタミンBによる色素です。それがステインになります。
前述のイオウ成分は野菜に含まれているため、このビタミンBの影響からさらに着色として残りやすくなってしまいます。

このように5つの成分が、歯に付着しステインと呼ばれます。
体に良い食べ物にも多く含まれていることがお分かり頂けるかと思います。
もちろんこれからもたくさん食べていきたい食べ物ですが、ステインの原因になりますから、歯を汚したくない!
という方は気をつけて食べていく必要がありますね。

より深くステインを理解することによって、ステインが多い食材も気にせず食べることができるでしょう。
これから、お話していきます!

なぜ、ステインで歯が汚れるの?

lgf01a201311101500
そもそもなぜステインは、歯に付着してしまうのでしょうか。
これには、歯のもつ虫歯から守る作用が大きく関係しています。

歯を保護しているペリクルが原因!

歯の表面はエナメル質で囲まれています。体の中で最も固い部分です。
これが虫歯菌から発生する酸に侵され、虫歯になります。
この虫歯から歯を守るためにエナメル質を覆っているものが、ペリクルです。
ペリクルは、簡単に言うと唾液がエナメル質に接触するとできる被膜です。
歯を外来の刺激から守り、虫歯を防ぎます。再石灰化を促す作用もあります。
ですが、このペリクルにはベタつきがあります。このベタつきにステインの成分が付着し、そのまま色が残るのです。

ペリクルはセルフケアの歯磨きでは落とすことができません。
歯科医院でのクリーニングで落ちますが、すぐにまた生成されます。
したがって、このペリクルと上手に付き合いながらステインが付かないようにケアをしていく必要があるのです。

ステインを除去する5つの方法

ステインの汚れの原因がペリクルによるものという事はわかりましたね!
虫歯予防や歯の再石灰化を促すというメリットがありながら、ペリクル自身にベタつきがあることで、
ステインの成分が付着しやすいというデメリットがあります。
しっかりとペリクルの特徴を理解すれば、ステインの除去も簡単になることでしょう。

では、いよいよステイン除去の方法についてご説明致します!

ホワイトニング専用歯磨き粉

昨今では、様々な効果のある歯磨き粉があります。
中でもホワイトニング効果のある歯磨き粉は、需要も多く、種類も豊富です。

■研磨剤入りの歯磨き粉
研磨剤によってステイン除去ができます。
使用頻度や歯ブラシの使い方によっては歯の表面を傷つけ、さらにステインが付着しやすい環境にしてしまうことがあるので、
使用の際は注意して使いましょう。
研磨剤の入っていないジェルタイプ歯磨き粉との併用はオススメです。

コンクール クリーニングジェル
sub-products-cleaningjel
サンゴパウダーで優しくステイン除去し、再付着の予防も行います。

■配合成分でステインを除去する歯磨き粉
ステインを浮き上がらせて除去します。
ポリリン酸ナトリウムはその成分の1つです。元々は食品添加物の1つで変色防止になります。
また、着色物を除去する効果として洗剤に配合されており、その効果をホワイトニングにも使用しています。

beauty Labo 薬用パールホワイトproシャイン
entryimage
ポリリン酸ナトリウムと歯周病菌を殺菌するIPMPを配合しています。
ステインを落とし、歯ぐきも健康に保ちます。

電動歯ブラシのステイン除去機能

最近の電動歯ブラシでは、歯を白くする機能を搭載した物があります。
手磨きと違って電動歯ブラシはパワーがあり、細かい微振動の動きを使って汚れを簡単に浮き上がらせることができます。
その作用で歯を白くするのです。
ただ、ここで使用する歯磨き粉は必ずジェルタイプの物にしましょう。
研磨剤入りのものでは、歯を磨耗させる原因となってしまいます。

PHILIPS ソニッケアー ダイアモンドクリーン
1199952-1-d5af3669dd8a8b1572b98b61aa6620ff
独自の音波水流で、汚れを浮かして落とします。
どなたでも簡単に、磨きづらい歯と歯の間や奥歯の細かい部分をきれいに磨くことができます。
ホワイトニングモードでは、特殊な動きをするのでステイン除去に効果的です。

歯の消しゴム

気になる部分をピンポイントでケアすることが可能です。
また、歯のくぼみの部分など細かいところのステイン除去もできます。持ち運びも可能です。

東京企画販売 歯の消しゴムトゥースティックダブル
e241634h_l
2種類の先端でステイン除去できます。
キシリトールも配合しており、歯に優しいです。

ホワイトニングペンとホワイトニングテープは
ステインを落とすものではない

ホワイトニングペンは、ホワイトニングされた歯を美しく維持するために使用するもので、
ホワイトニングテープは自宅で簡単にホワイトニングを行う物です。
したがって、いずれの商品もステイン除去はできません。

歯科医院でのクリーニング<保険>

歯科医院でのクリーニング時に、一緒にステインを除去してもらうことが可能です。
歯石除去の際に一緒にステインも落とします。
治療中も行いますが、治療終了後も定期検診を行っている歯科医院がほとんどです
ので、継続してクリーニングを受けることが可能です。
歯周病のケアも一緒にできますし、虫歯も早期発見できるので、ステイン除去以外
にもメリットがあると言えます。
ただ、保険適用の範囲内での処置になることと、1回では終了せずに数回通院する
必要があるケースがあります。

歯科医院でのクリーニング<自費>

先ほどの保険でのクリーニングとは違い、自費のクリーニングは時間をかけて1度で
クリーニングを受ける
ことができます。(医院により例外がある可能性もあります)
保険でのクリーニング内容との大きな違いは、歯の表面の研磨に重点を置いて
クリーニングを行う
という点です。
歯の表面をしっかり研磨して滑沢にすることで、ステインを付きづらくすることが
できます。
髪で言えば、コンディショナーの後に念入りにヘアオイルを付けてトリートメントを
行ったような状態を想像していただければお分かり頂けるでしょうか。

このように、ステイン除去する方法はたくさんあります。
色々試してご自身に合った方法で、ステインのない美しい歯を目指しましょう!

ステインの予防方法

ステインを落とす方法は分かったけれど、なるべくなら付かないようにしていきたいのが正直なところです。
ステイン除去をしながら、だんだん量が減らせるように予防策もご紹介致します。

食べたらコップ1杯の水を飲むorうがいをする

そうです。食事をしたらすぐに洗い流してしまえば、ステインにはなりません。
歯磨きがすぐにできれば完璧ですが、なかなかそうもいかないですよね。
そんな時は、できる限り口の中に行き届かせるよう意識して水を飲むか、うがいを
して口の中を洗い流します。
例えば、お茶を飲んだ後のコップ。すぐに洗い流せば茶しぶは付きませんが、
そのまま放置しておくと茶色く茶しぶが付いていると思います。
歯も同じです。すぐに洗い流すことができれば、ステインにはなりません。

ガムを噛む

ガムを噛むと、唾液が出ます。その唾液で口の中を洗い流す方法です。
唾液には自浄作用がありますので、食べカスと一緒にステイン成分を洗い流すことも
できます。
食後に食べるガムは、虫歯予防のためにキシリトール入りのものがおすすめです。
せっかくステイン予防で噛んだガムにたっぷり砂糖が入っていたら、虫歯になってしまいますので、要注意です。

歯ブラシのチョイス

使う歯ブラシでも、ステイン予防につながります。
毛のかたい歯ブラシは避けるようにしましょう。
かたい毛先で傷がついた歯の表面に、ステインが付いてしまいます。
ふつう〜やわらかい歯ブラシを選ぶようにしましょう。

まとめ

ステインの原因は、あらゆる飲食物に含まれた成分です。
そして、ステインは歯を保護しているペリクルに付いてしまうことがお分かり頂けたでしょう。
ペリクルとステインの関係を理解して頂けたならば、上手にステイン対策をすることができますね!
食べたい物を我慢してまでステインを気にするのは、なかなか大変です。
好きな物を食べながら、ステインをしっかり落とす・予防する!
ここでご紹介したことを参考に、ステインと上手に付き合っていければ良いですね。